夢が叶う瞬間！？

小さい頃からクルマが大好き、子供の頃からスーパーカーが大好き、大人になってスーパーGTやF1が大好きと雑誌やテレビやプラモデルで満足していたのが、ひょんなことから現実になった。


昨年の秋「明後日から茂木でレースなんだけど、コンピュータの設定手伝ってくれない？」という電話。
どうしようかと思ったけれど予定は開いていたので行くことにした。

スーパーＧＴ第８戦もてぎ250kmレース。



いきなり、国内最大級のメージャーレースで、お客さんとしての知識は多少あったが、中に入った時のルールなんて全く知らないものだから、大慌てする事もしばしばで、緊張のしっぱなしだった。

そして今年も参戦が決定して、４月岡山スタートだったが震災の影響で延期に。
５月GWに第２戦富士からスタートした。



今回からロガーといって、クルマに設置されたセンサーの情報を読み取り、クルマの状態を把握したり、走行時の情報からどのように走行したかを分析する仕事に就いた。
クルマそれぞれで特性や仕様が違うため、先生について頂いた。
この道２０年のレースエンジニアで、ひれ伏すくらい有名な会社の方だ。
百戦錬磨のメカニック達に混ざってする作業は緊張の連続だった。


そして、先週第２戦岡山が開催された。
前日から眠れなくなるというようなことは無くなったが、緊張感は一杯一杯になるくらいだ。



しかし、こうやって考えると、今何かを始めたからといって何かになる訳ではなく、いろんな所をグルグル回っていろんなことをやって、失敗したりしながらも続けていると、予想もしない方向から思いがけないことが始まる。
今回のスーパーGTに関わることができたのはそんなことを実感させてもらえた出来事だ。

来月はマレーシアのセパン・サーキットで開催される。
そのため、初めてパスポートを申請した。
初の海外へ。

これは夢の途中なのか、この先にもっと大きなことが待っているのかわからないが、自分のポテンシャルをもっと高いところに持って行ければまた次の扉が開くのかも知れない。

発展途上の４３歳、どこまで行けるかわからないけど行けるところまで行ってみよう。



R'Qs Motorsports Web Site

コメント 2

｢行けるところまで行って見て下さい!!｣

応援します～♪

しかし凄い分野のお仕事ですねぇ。僕は見るだけですが実際のstaff
となると「コンマ何秒」と言う世界を競うわけですから・・・

海外気をつけて行って来て下さい。頑張れ～日本！頑張れ～プラ朗！
by 【Green-Man】 (2011-06-03 22:49) 

【Green-Man】さん
百分の一秒差でグリッドや順位が変わるという超シビアな世界に毎回ドキドキしております。
ドライバーはもちろんですが、メカニックのナット一個の脱着から給油のタイミングまで全てがそこに含まれるので、自分がそこに居ることが恐くなることもあります。

なりたくてもなれない人が沢山いる仕事ですので、誇りを持って頑張りたいと思います。

マレーシアは相性の良いサーキットですので、今回も上位を期待出来ると思います。
by プラ郎 (2011-06-04 00:47)